2023/08/05
Excel
セルの数値に単位を付ける方法
セルに数値に単位を付け加えると、「1,000円」「10個」「合計10本」といった値が視覚的に分かりやすくなりますが、注意が必要です。なぜなら、セル内に単位を含めると数値が文字列として扱われ、計算ができなくなるからです。
以下では、セル内に単位を表示しつつも計算可能な方法をご紹介します。
このような表を作成したところから始めましょう。
(1)まず、単位を付けたいセルを範囲選択します。
(2)「ホームタブ」からセルの書式設定を開きます。
(3)「表示形式タブ」→「ユーザー定義」→「種類」の順にクリックしていき、種類の直下の入力欄に「0“円”」と入力をして「OK」をクリックします。
◆「1,000円」のように数値を3桁で区切る方法
先ほどのユーザー定義の種類に「#,##0”円”」と入力します。
<POINT>”円”を「”(ダブルコーテーション)」で挟むことにより、数値として認識させ、計算には影響を与えないようにします。
◆ 数値の前に文字列を入れることも可能
ユーザー定義の種類に「”合計”#,##0”円”」と入力します。
<POINT>この時も合計の前後に「”」を使用しましょう。また、文字列以外は「半角」で入力しましょう。
このようにセルの書式設定を変えることで様々な表示が可能になりますし、文字列と数式の解を同じセルに入れたい時にぜひ使ってみてください。
いかがでしたでしょうか?今回は見やすい資料作りのコツをご紹介しました。